健康寿命の伸ばし方
日本人の不安三大要素は「お金」「健康」「孤独」と言われますが、これらを物理的に解決することだけが健康寿命を延ばすことになるのでありません。他にも他者との繋がりや気持ち一つで改善できることもあります。特に「幸福感」を感じやすい人はそれだけ健康寿命が延びやすいといえるでしょう。
事実、経済的豊かさと「幸福感」とは因果関係がないらしく、あくまで「お金」がある人は生活満足度が高まるのみで、「お金」があるから幸せとはいいにくいでしょう。実際の私の知り合いにも、お金はたくさんありますが、体が不自由でそれをなかなか有意義に使うことができない人がいます。そういう人は、あくまで傍から見てですが、幸せとは言い難いと思います。
では、どういった人が「幸福感」を感じやすいのでしょうか僕が思うに次の4つくらい当てはまる人だと思います。
①夢や目標を持っている人:それも途方もない夢というより実現可能な小さな目標や夢をたくさん持っていて、それを叶えたり、叶えることにワクワクしている人は普段から幸せを感じやすいと思います。
②人との出会いに感謝できる人:様々な人に感謝できる人は多様な人間関係を構築しているので、幸せな気分になれるんではないでしょうか。特に年配の方にお会いした時、こういう人は誰からも好かれるだろうなと感じます。
③ポジティブで楽観的な人:こういう人の周りには人が集まりやすく、またネガティブで悲観的な人には集まりにくいので、必然的にこうなると思います。
④自分らしく生きている人:自分の価値観を尊重し、他人の意見は聞くが、それに流されない人は様々な面で成功しやすく、幸せを感じやすいのではないかと思います。
もちろん、健康寿命というのですから、「健康」であることが前提ですが、そのうえこういう人たちが「幸福感」を感じやすく、健康寿命が延びるのだと思います。
㈱ノコノコ 代表 山﨑篤彦