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2019-10-27

自宅エリアのハザードマップ見たことありますか?

先日の台風と大雨で被害に遭われた方には心からお悔やみ申し上げます。我が家でも近くに川があり、増水して氾濫するかもと思いましたが、なんとかもちこたえてくれてホッとしました。

さて、今回の災害でもよくニュースにでてきたハザードマップ、自宅エリア付近のものは一度は見たことありますか?今回の台風に備えて初めて見たという方もいるのではないでしょうか自治体によっては、定期的に災害マップのようなものが送られてくるところもあるでしょうが、意外に引越の際にも、一度もハザードマップを見ないで新居を決められる方も大勢いらっしゃいます。自宅の購入のような人生に一度きりの買物と意気込んでくるわりには、そういったところは疎かなんだと思うこともあります。みなさん、自宅エリアのハザードマップは必ず目を通しておきましょう。ハザードマップは各自治体のホームページで確認できますので、チェックしてみてください。

では、どういったところを注意してみればいいのかは各自宅によって異なります。今回のような水害の危険性が気になるところは、浸水可能性をみればいいでしょう。自宅エリアが最悪何メートルくらい浸水する可能性があるかを知っておくと、最悪に備えての対策がとりやすくなります。また、近くに傾斜がある場合は、土砂災害警戒区域に指定されていないか注意してください。避難勧告がでてから避難しても遅いかもしれません。ただ、そういった区域には通常転居してくる際、賃貸・購入どちらにしても不動産会社から説明があるはずですので、忘れた方は昔の契約書を確認されると良いでしょう。

新居の選択条件は、各人様々でしょうが、これからは災害の観点で選ぶ人も増えてくると思います。通勤時間や利便性で選ぶことも大事でしょうが、災害時の対応も見逃せない論点になってくるでしょう。例えば、同じ集合住宅でも階下は安くなりがちですが、地震や浸水の危険性からしたら、1階も最上階もあまりおすすめできません。そういった中で住むエリアがどういった災害危険性があるのかを予め知ることで、選ぶ新居も違って当然です。特に障害がある方や高齢の方は今回の災害でも大変苦労されたのだと思います。

株式会社ノコノコ 代表取締役 山﨑篤彦

https://www.nokonoko.co.jp/

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