受働喫煙防止法で気を付けること
暑い毎日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。先日東京都で、受働喫煙防止条例が制定され、ますます喫煙者は肩身の狭い思いをしていると思います。
私は喫煙者ではないので大丈夫ですが、周りの人はなぜか喫煙者が多いので気にしております。先日も1歳の娘を抱っこして近所の川縁を散歩してましたら、少し年輩の婦人に「すいませんね」と声をかけられました。見たら、申し訳なさそうにコソコソたばこを吸ってまして、恐らく自宅で吸えないので川縁のベンチで吸っているようでした。私としては娘に気を使って頂き嬉しかったのですが、同時にこの申し訳なさそうに吸っている婦人に哀愁を感じました。CMみたいであれですが、吸う人も吸わない人も気持ちいい世界とは難しいものだと感じました。
この受動喫煙防止の流れを受けて、マンションをはじめとする集合住宅では、喫煙の規約変更が行われているところがあります。具体的には、バルコニーでの喫煙や避難用の外階段でも、これまでは喫煙可能だったところが禁止になっているところがあります。もちろん、痛みはひどくなりますが、室内の喫煙は可能です。しかし、家族に家で吸うことを止められている喫煙者の人も多いのではないでしょうか。今までは自宅のバルコニーで吸っていた人が突然吸えなくなることがあります。ご自身の住まいに変更がなされていないか注意して下さい。もちろん一戸建ての敷地内では大丈夫ですが、首都圏は集合住宅に住んでいる人が多いですからご注意を。
今は東京都だけですが、間違いなく首都圏全体にこの受動喫煙防止の流れは来ます。2020年に向けて国を挙げて取り組むそうですから、喫煙者の方は自宅や仕事場での第二喫煙場所の確保も必要かもしれませんね。
(株)ノコノコ 代表取締役 山﨑篤彦
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